よく聞かれるのですが、ハーブのおすすめ本。
今日は私が密かに気に入っているハーブの本をご紹介します。
といっても、実は小学生くらいの子が読む子ども用の本。
でもこれがまたなんかワクワクしてしまうんです。
今回ご紹介する本はガチでハーブの知識を得たい方には向いていません。
ハーブに興味がある方や親子で楽しみながら読んでみてほしい本です。
親子で楽しめるおすすめハーブ本
「魔法の庭ものがたり」シリーズ
私がおすすめする密かに気に入ってるおすすめのハーブの本はこちら。
「魔法の庭ものがたり」というシリーズものです。
普通の女の子ジャレットが魔女の洋館を継ぐところから物語は始まります。
たくさんのハーブが育っているハーブのお庭。
役に立ちたいと思うときだけ必要なページが見れる魔法の本。
そこにはハーブのお薬のレシピが書いてあります。
洋館に来るお客さんにお出ししたり、お友達とマルシェでお店を出したり、困っているお客さんのもとへ出向いたり…
ジャレットは1つずつハーブことを知って、お庭のハーブを使って、少しずつ周りの人から喜ばれるようになります。
もうね、この時点でなんだかワクワクしませんか?
ワクワクしてきた方は是非読んでみてほしいです。
私は言うまでもなくこういう世界観が大好きです。
なぜなら…
小さい頃の夢がここにあった
少し余談です。
私は薬剤師になりたいと小学生のときに思いました。
が、もっともっと小さい頃は草を使って薬をつくる魔法使いになりたいと思っていました。笑
なんかいますよね?そういう魔法使い。
きっかけは魔女の宅急便。
魔女の宅急便のキキのお母さんのような薬を作る魔法使いになりたいと思ったのです。
それがどうやら薬剤師というものらしいと小学生のときに知って、薬剤師を目指すようになりました。
実際の薬剤師はちょっと違ったんですけどね。
私の小さい頃には、この「魔法の庭ものがたり」シリーズはまだ出版されてませんでした。
「魔法の庭ものがたり」シリーズを小学生の頃に出会っていたら…と思うとそれだけでワクワクします。
ハーブにもっと早くから魅了されていたんだろうなーとか。
だってあの頃憧れたことをまさにジャレットがやっているから。
ハーブは誰でもかけられる魔法
ジャレットは普通の女の子。
魔女のように魔法は使えません。
だけど、ハーブを通して周りのみんなの役に立って喜んでもらえています。
ハーブは昔から身近にある草花でありながら、心や身体を癒す古くから親しまれている自然療法の1つです。
本の中には、ハーブの知識や活用法も可愛く盛り込まれています。
誰でもハーブを使って魔法をかけられるようになるエッセンスがぎゅっと詰まっているのです。
もちろんハーブはときには害を与えるものにもなります。
この本では、純粋な優しい女の子ジャレットを通してハーブを手にするのに大切なことも教えてくれているように思います。
本を通して子どもとハーブを楽しむ
うちには4歳と2歳の子がいます。
まだ小学生ではありませんが、たまに子どもたちに読んであげます。
いろいろ端折りますが。
すると『ミントってなーに?』『ローズマリーってどんなの?』
そんな会話が生まれます。
うちには、小さな畑があっていくつかハーブも植えています。
ハーブティーも販売しているので、メーカーさんから卸したハーブもたくさんあります。
子どもたちに見せて、一緒にハーブを触って香って。
時には一緒にハーブティーを淹れて、一緒に飲んで…
ジャレットと同じようにハーブを楽しんでいます。
五感で楽しみながら新しい学びに子どもたちはキラキラしています。
そんなきっかけも「魔法の庭ものがたり」シリーズからもらっています。
「魔法の庭ものがたり」シリーズまとめ
「魔法の庭ものがたり」シリーズ
作・絵 あんびるやすこ
ポプラ社
現在このシリーズは23冊出ているようです。
とにかく大人が読んでもワクワクする可愛い本。
ハーブを親しむきっかけになったり、ハーブをより知るきっかけになったり、親子でハーブを楽しむきっかけになったり。
もしかして私のように将来の夢につながることもあるかもしれません。
本を通してもっとハーブが身近になったらいいななんて思います。
機会があったら是非読んでみてください☆