薬剤師&鍼灸師がコーディネートする“なりたい私”の基礎作り

東洋医学の視点から薬剤師&鍼灸師が毎日を快適に過ごすちょっとしたセルフケア法をお伝えしています。

【お灸】種類は?効果とは?ツボはどこ?それぞれご紹介

お灸ってどんなイメージがありますか?

 

鍼灸と聞くと、おばあちゃんなイメージと言われることがよくあります。

お灸にもそんな古いイメージを持たれている方もいらっしゃると思います。

聞いたことはあるけど、身近ではない方も多いかもしれません。

 

でも最近はいろんな種類のお灸が出ていて、若い女性の間でも人気のセルフケアになっています。

パッケージが若い女性向きのおしゃれなものもあります。

お灸女子やお灸生活とか聞いたことありませんか?

美容のためにお灸を使う女性も増えています。

 

ちょっと気になる…でもお灸ってどんなのがあるの?効くの?どこにすればいいの?

そんなお灸ってどうなの?にお答えしていきます。

 

お灸の種類

ここではセルフケアに使えるお灸をいくつかご紹介します。

 

オーソドックスなタイプ

1番よくあるタイプです。

でも熱感に違いがあるって知っていましたか?

熱さの感じ方は人それぞれ違います。

同じ人でも部位によって熱さの感じ方は様々です。

 

お灸が初めての方や熱さを感じやすい方、皮膚が薄い部分には熱が弱めのお灸から試してみるといいと思います。

逆に、冷え性などで熱が感じにくい方や足の裏など皮膚が熱い部分には、強めのお灸が向いているかもしれません。

※熱すぎたら無理せずとってくださいね

 

煙が少ない/出ないタイプ

煙が苦手な方やもぐさのにおいが苦手な方、部屋や服などににおいをつけたくない方におすすめのタイプです。

とはいえ、実際は若干の煙やにおいはあります。

ほんの少しだけ。

完全に無煙無臭ということはありませんが、気になるほどではないと思います。

煙が出なくてももちろんちゃんと温かくなってきますよ。

ちなみに私はこれが一番お気に入りです。

 

香りがするタイプ

逆に香りがするタイプのお灸もあります。

といっても、もぐさの香りではありません。

フルーツの香りやフローラルな香りなどアロマ効果を楽しみながらセルフケアができるお灸です。

パッケージも可愛いので、おしゃれ感覚でお灸を楽しみたい方におすすめです。

バッグに入れても違和感がありません。

車の中や旅行先でのセルフケアにもいいかもしれません。

香りのタイプもいくつかあるので、好みを見つけてみるのもいいですね。

 

火を使わないタイプ

小さなお子さんがいる家庭やうっかり寝てしまいそうで心配というような火をできるだけ使いたくない方におすすめです。

カイロみたいなイメージです。

温かさの持続時間が数時間と長いので、貼ったまま外出もできます。

 

お灸のやり方

いろんなタイプのお灸がありますが、基本的には使い方は同じです。

  1. お灸に火をつける
  2. ツボに貼る
  3. 温かさがなくなったら取り外す

以上です。

 

だいたい5分〜10分くらいです。

そう、お灸はたった数分でできる簡単なセルフケアなのです。

※種類によってはもっと長いのもあります

 

もちろん注意点もいくつかあります。

※火には十分注意

※熱くなりすぎたら我慢せず途中でとる

※粘膜や怪我やかぶれているところはNG

※顔はやっている方もいらっしゃいますが、メーカーさんによっては顔には使用しないと書かれているものもあります

お灸の箱に使用にあたっての紙が入っていると思いますが、その紙をよく読んで使用してください。

 

お灸の効果

お灸で言われている効果をいくつかご紹介します。

巡りUP

温めることで身体の中の巡りがよくなります。

 

こんな人におすすめ↓

  • 冷えを感じる
  • コリがひどい
  • むくみが気になる
  • 女性系の不調が悩み

 

リラックス

程よく気持ちいい感じに温まると心も身体も緩まりますね。

リラックスしているということです。

さらに、もぐさの香り自体にもリラックス効果があると言われています。

苦手な方もいらっしゃいますが、もぐさの香りはむしろ好きという方は多いですよ。

 

こんな人におすすめ↓

  • 疲れを感じる
  • やる気がでない
  • 気持ちが落ち着かない
  • ストレス性の不調

 

全身を整える

お灸はツボに貼って熱でツボを刺激します。

ツボは全身に張り巡らせているエネルギーの経路「経絡(けいらく)」に沿ってあります。

ツボに貼って刺激することで全身に作用して整えます。

少し西洋的にいうと、皮膚に熱という刺激を与えるとその刺激が脳に伝わります。

そして、各器官に指令が脳から伝わって全身に作用します。

 

こんな人におすすめ↓

  • 自律神経の乱れ

 

お灸におすすめのツボ4つ

ここまででお灸についてはなんとなくわかってきたと思いますが、ツボってどこ?

ということで、いくつか有名なツボをご紹介します。

 

合谷(ごうこく)

手の親指と人差し指の骨が交流するところの人差し指側の骨のきわあたり

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「万能ツボ」といわれるツボ。

いろいろな症状に効くといわれていて、全体的に整えるツボです。

 

 

足三里(あしさんり)

膝のお皿から指4本下のスネの外側あたり

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松尾芭蕉が旅の準備でお灸をすえて養生していたツボ。

胃腸全般を整える有名なツボです。

 

三陰交(さんいんこう)

何度もでてきているツボ。

内くるぶしから指4本上がったところ

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女性といえば三陰交。

女性の悩みといえば三陰交。

女性の不調といえば三陰交。

 

湧泉(ゆうせん)

足裏のつま先がわ1/3あたりのへこんだところ

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“泉”のようにエネルギーが“湧”き上がる場所。

疲れたときにおすすめです。

 

まとめ

お灸は最近特に若い女性の間で人気がある手軽にできるセルフケアです。

自分に合うタイプのお灸を見つけてお灸ライフを是非楽しんでください☆